かずログ
介護のこと

家族の心の病気のことを隠すこと

母はわたしが物心つく前くらいから
心を病んで精神科に通っていました。

何度も入退院を繰り返しています。

普段は落ち着いて話ができている時もあれば
妄想で頭がいっぱいになってそれを話続けたり
行動にもうつしてしまうこともあり
親せきやご近所とのトラブルもたくさんありました。

わたしが子供のころは
友達とかよそのお母さんを見て
「ふつうのお母さんだ」
うらやましく感じていたことを思い出します。

母の病気のことを隠していた頃

子供のころ祖母に
「お母さんの病気のことは誰にも言ったらだめだよ」
と言われたことがあります。

多分そう言われなくても
誰にも言わなかったと思います。

とても簡単にわかってもらえる話ではないと思ってましたし
わたし自身
誰にも知られたくなかったからです。

とにかく
ひた隠しといったところです。

母の介護がきっかけで人に話すようになった

わたしは大人になってからも
誰かに母の病気を話すことはありませんでした。

なのに、介護がきっかけとなり
母の病気のことを話すようになったんです。

初めは、ケアマネージャーさんから
「もしよかったら、差し支えのない程度に
お母さんのこれまでのこととか病気のことを教えてもらえますか」

と言われたことが始まりでした。

ちょうど、訪問看護をお願いするときで
自分でも
いつかは言わなくてはいけない
と思っていたタイミングでした。

その時は
自分でもびっくりするくらいに
たんたんと母の病気のことを話できたのを覚えています。

母の病気のことを話したあとの気持ち

ケアマネージャーさんには

母は長女で期待されて育ってきたこと
姉妹のため、父は婿養子で
借金もあり祖父母とも不仲だったこと
そんな関係や色々なことがあり、
母は心を病んでしまったことなどをお話ししました。

その返事は
わたしに対するねぎらいと
祖父母や母の気持ちなども察していただいた
ありがたいものでした。

長年のカチコチの考えからの
超ジャンプ告白!とも言えることだったので
気持ちを分かってもらえたように感じて
とてもうれしかったのを思い出します。

まとめ

家族の病気とか、自分がどうしても言いたくないことってあります。
話すればいいとか、しないほうがいいとかは
もちろんケースバイケースだと思います。

決してムリして話すことではないし
わたしが誰にも言えないままだったので気持ちはよく分かります。

あくまでもわたしの話ですが
不思議と自分の言葉にすることで
母や祖父母、家族みんなの気持ちが客観的に感じることができたように思いました。

長年のカチコチな考えから
介護がきっかけになるケースもあるんだなあと思ったお話です。

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