かずログ
看護師のこと

介護施設で働いて良かったこと、良くなかったこと

数年前ですが、看護師として
介護施設で働いていたことがあります。

特別養護老人ホームです。

特別養護老人ホームとは?

介護施設といっても
色々とありますが

特別養護老人ホームは

比較的介護度が高くて
医療の必要性がわりと低いひと
が多かったように思います。

よく
終の住処(ついのすみか)とか言われますが

そのまま人生の最期を
その場所で迎える人も多かったです。

職員はほとんどが介護職のひとたちで
看護師は数名です。

医師はいつもはいなくて
週に一回診察に来るという形でした。
困ったときなどは電話で相談したり
緊急ということで、来てもらったりしていました。

そこで働いてみて
良かったこと、良くなかったことなどを
振り返ってみようと思います。

良かったこと

とにかく時間がゆっくりと流れていく

とくに、それまでは病院勤務だったので
とても時間に追われていました。

もちろん仕事として
しなくちゃいけないこともいっぱいあるんですが
それでも時間の流れ方は違うと思いました。

利用者の人たちとゆっくり話をする時間もあって
初めのころは
ほんとうにいいのか?!
思うほどでした。

いやいや、いいんです。

まわりがバタバタしていたら
お年寄りのみなさんもしんどいだけですもんね。

特養でも色々とあるとは思いますが
わたしの勤めていたところは
スタッフも十分いたおかげかもしれません。

介護保険の知識が増えた

それまでは病院にいて
介護保険のことは正直知識が乏しかったです

けど施設にいたら
介護認定のことや
介護サービスのことなど
たくさんのことを理解することができました。

それに実際に
どのようなひとがどんなサービスを利用しているのかも具体的に分かって

介護の理解がとても深まったんです。

良くなかったこと

オンコール体制がつらかった

勤めていた当時ですが

夜勤するのは介護職のひとだけ
看護師はオンコールといって
電話待機を一晩する
という形でした。

これがしんどかったです。

体がというより気持ちですよね。

家にいるんだけど
いつ連絡があるか分からないし
あんまり遠くに行くことももちろんできない

実際に呼ばれていくことは
たまにしかなかったんですが
何かに備えたり待機することってつらいと思いました。

オンコール体制って
施設だけじゃなくて色んな職種のかたもされてますよね。

もしかしたら自分には合わなかったのかもしれません。
正直もうしたくないなぁと思ってます。

同じ看護師が数人しかいない

施設には看護師は数人だけで
あとのほとんどは介護職のひとたちでした。

介護職のかたは、いいひともたくさんいました。もちろん。

でも、やっぱり同じ看護師の人と話すると
共感できることが多くてホッとしました。

介護職のみなさんが
どうこうでは決してないんですよ!

ただ、病院では気づかなかったことなので
ビックリしたんです。

同じ教育を受けて同じような育ち方をしてくるって
こういうことなのかなぁって
同職のありがたさが分かったということです。

医師がいつもいなくて大変

あとなんといっても医師がいつもいないので
なにかあったら自分が判断しなくちゃいけないんです。

もちろん電話で相談することもよくありましたが
休日とか夜間だとそうもいかないこともありました。

どうしてもということで医師に電話で相談するか
施設で出来ることをしてそのまま様子を見るか
救急車を呼んで病院に緊急受診するか

これが、なかなか正解がなくて
何度もモヤモヤとした気持ちになっていました。

自分の知識と経験で判断するしかないので
難しかったです。

まとめ

いろんな経験をさせてもらいました。
今は、また病院で働いていますが
介護施設での経験はとても大きかったです。

それから数年後に通いで介護生活が始まるので
あの時の経験のおかげだなぁって
今でも思います。

そう考えると
人生って必要なことばかり経験してるんですかね。

そう考えたら、良いこととかのくくりなんかじゃなくて
みんな必然なことだったようです。

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