かずログ
介護のこと

介護している家族に声かけて失敗した話

 

以前に介護施設で働いていた頃の話です。

まだ働き始めたばかりで
家族を介護した経験もないような時でした。

 

入居したばかりの家族が困っていると思った

 

入居してきたばかりのおばあちゃんのところに
お嫁さんが面会によくきていました。

何気ない話からだったと思いますが
そのお嫁さんがとても元気がない様子で

「本当は家でみてあげたいんだけど
どうしたらいいのか自分でも分からなくて。。
おばあちゃんに申し訳ないんです。
すいません。」

と、お話しされていたんです。

 

それを聞いたわたしは
ぜひアドバイスしてあげたいとヤッキになりました。

わたし
「じゃあ、相談員さんに聞いてみたらいいですよ!
デイサービスとか通ってる人もいるし、
なにか家でも過ごせるように
考えてくれると思いますよ」

と一方的にアドバイスしたんです。

今から思うと
相手はなーんも求めてないよってことですがね。

その時はそんなこともわからなかったんです。

 

返事に失敗してしまった

 

わたしが話してから、お嫁さんの顔を見たら
明らかにおかしな顔をしてました。

なんにも気がついていない自分が見ても
気がつくぐらいでした。

この時になってようやくお嫁さんの
は?って気持ちがずーんと伝わってきたんですよね。

 

しばらくしてから、お嫁さん
「今は無理なんです。ではよろしくお願いします」
って帰ってしまいました。

 

チーン

 

アホなことを言ってしまってからようやく気がついた

 

ここになって
アホ鈍感なわたしもようやく気がつきました。

あれって、言葉通りの意味じゃあなかったんだあ
わたし、アホです。

お嫁さん、本当にごめんなさい。

 

もしもいまだったら
こんなヘマなかったかもしれませんが。

 

本当のお嫁さんの声は
「家族を施設に入れた嫁、
優しさもないとか、家で面倒みたらいいのにとか
おばあちゃんにかわいそうなことして
って思われたくない。
わたしは一生懸命がんばってるんだから!」

 

お嫁さんじゃなくて本当はわたしの声だった

 

実はこれは

祖父を施設にいれたときの、わたしの声です。

 

いろいろあったこと
誰にもわかんないんでしょーねー
本当に大変だったんだからね!!

なんてすねてました。

 

色んな人に色んなことを言われるたびに
心の中でギャーギャーと文句言ってました。

 

多分あの頃のわたしは
何を言われてもだめだったのかなぁとも思います。

 

受け入れられなくて
ジタバタしてて
あがいていたのかもしれません。

 

もしあの頃の自分にいま会ったら
はい、まだまだあがいてスネてますね

って思っちゃいそうです。

 

 

まとめ

 

介護に限らずですが

言葉をその通りに受け取らずに
相手の気持ちをどれだけ想像して
汲み取ってあげられるか

って大事ですね。

 

なかなか経験のないことって
想像が難しかったりしますが、

せっかく介護を経験したんだから
せめて

相手の人の心が
少しでも楽になるように
気配り心配りしたいものだと思いました。

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