かずログ
介護のこと

介護している家族が、怒りっぽくなる三つの理由

 

 

わたしは子供のころから
優しいおじいちゃんが大好きでした。

 

母がこころの病気ということもあったし
いつもとてもかわいがってくれました。

 

なにをしても怒られたこともないし
困ったときには助けてくれて
いつも穏やかな優しいおじいちゃんでした。

 

そんなおじいちゃんも年を重ねて
認知症の症状が出るようになったころからか
とても怒りっぽくなったんです。

 

しかも
介護を必要とするようになって
わたしがオムツ交換などのお世話をすると
ひどく怒っていました。

 

「こんな年になって死んだほうがましや」
「やるならやれい」
など言ったり

ささいなことでも
よく怒るようになって
そんな変化にとても驚いていました。

 

 

なんであんなに穏やかだったおじいちゃんが
あんなに怒りっぽくなってしまったのか

 

 

当時を振り返って
その理由を考えてみました。

 

おじいちゃんが怒っていた理由を想像してみた

 

なんでおじいちゃんがあんなに怒っていたのか
わたしなりに想像してみました。

色々と思い出して考えていくうちに
あんなに怒りっぽかった理由は
大きく3つ、あげられるのではと思い
まとめてみました。

 

まず一つ目は、認知症の症状からくるもの

 

認知症になると
ものごとを理解したり判断する力が弱くなります。

 

自分が介護されることが必要になったということも
ちゃんと理解できていないし

なんでまわりの人がお世話するのかも分からない。

 

されていることがいやなこととなると
なんでかわかっていないから
ひどく怒っていまったのかもしれません。

 

二つ目は、自分で自分の体が思うようにならなくなったこと

 

以前のように歩いたりできなくなっていて
好きなところへ行くこともできません。

ささいなことでも
誰かにお願いしないといけないようになっていて
とてもストレスになっていたと思います。

 

わたしたちも普段していることって
本当に意識なくやっていることがほとんどのような気がします。

 

だから風邪をひいたりささいな変化でも
とてもストレスになることがあるんですよね。

 

三つ目は、記憶力の低下や体が動かなくなってきたことを
自分自身がいちばん分かってた

 

おじいちゃんがよく言っていたのが
「頭がバカになって、なんにも分からないようになった」
「こんなに長生きして、体が動かなくなった」
など、考えのことと体のことでした。

 

一時的なことではなくて、毎日感じることなので
とてもつらかったことと思います。

 

おじいちゃん自身がいちばん
自分のことを分かっていたのかなあと思います。

 

 

認知症で分からなくなることが多くなる一方で
そんな風に思うことは
とてもつらかったでしょうね。

 

わたしにも余裕がなかったことを反省

 

わたしも自分に余裕があるときには
おじいちゃんの話を聞いて
なにも意見しないで
ただ傾聴してあげることができることもありました。

 

でも
それが連日となったり
自分の体調がよくなかったり
時間に余裕がないとなると
とても穏やかに対応することは難しかったです。

 

頭ではわかっていても
つい口答えしてしまったり
諭そうと説教してしまったりしていました。

反省しかありませんよね。

 

 

わたしはただ
おじいちゃんのつらい気持ちを
聞いてあげるだけで良かったんです。

 

 

まとめ

 

もしも介護している家族が
急に怒りっぽくなったり
性格が変わったようになったとしたら

 

わたしのおじいちゃんのように
色々な理由が考えられるかと思います。

 

つい、自分もいらだってしまったとしても
自分にも理由があってのことだから
しかたないですよね。

とても気持ちわかりますもん。

 

でも
怒ってしまう理由を知ることで
そうだったのかなあ、そんな気持ちだったのかなあって
自分が気づくだけでも
お互いにだいぶ違うと思います。

 

 

わたし自身、よく介護の体験談を聞いて
楽になることが多かったので
わたしの話が誰かに届くとうれしいなあと思います。

 

 

kazu☆

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